期待に応える

クライアントの期待に応えることが出来ているだろうか。クライアントの期待に応えることが出来て、はじめてコンサルの1歩を踏み出すことができると思っています。

時間順序で考えれば、クライアントから仕事をもらった時がコンサルの第1歩ですよね。しかし、その時点でクライアントは私たちをコンサルタントとして認めているでしょうか。

クライアントには私たちコンサルの情報はありません。PRや口コミ、噂などを聞くことはできます。見積もりをもらって、報酬の差を知ることはできます。しかし、それらはコンサルタントに仕事を依頼するきっかけにしか過ぎません。

そこにはコンサルタントの能力や価値を判断するものはないからです。PR文や報酬からは、そのクライアントにとってのコンサルの価値はわかりません。価値が分かるのは、仕事を依頼してコンサルからアウトプットが提示されてからです。

そのアウトプットの質を良くするよう心がけることが大切です。

コンサルの領域では相性や誤解など、様々な要因で行き違いが生じ、期待に応えられないこともあります。それは管理不能要因ですので、ここでは無視します。

クライアントの期待通りに応えれば100点満点です。次のリピートがあるでしょう。クライアントの期待に答えられなければ0点です。80点ぐらいの点数があればいいのですが、そこはY/Nの世界です。決してリピートは来ません。

プロコンは、クライアントの期待に120%応えるように心がけたいものです。クライアントの期待をいい意味で裏切り、そこまでしてくれるのかとびっくりされるようなアウトプットを出せれば、リピートは間違いないでしょう。

出し惜しみしないということは、報酬ベースだけでコンサルテーションを考えないということです。