GMPコンサルタントとしての独立開業(その1:独立の意思決定)
私が独立開業したきっかけは、病気になってサラリーマン生活が送れなくなったからです。ここでその経緯を書いてもお役に立たないので、一般的な独立の方法と手続きなどを書いてみたいと思います。
まず独立するという意思決定が必要ですよね。
「じゃあコンサルタントでもするか」というような軽い気持ちで始めないほうがよいと思います。気軽に始めるとインプットの大変さについていけなくなるかもしれません。今ある知識やスキルがどんなに素晴らしくても、アウトプットだけでは早晩力尽きてしまいます。
コンサルタントを業とするためには、継続的なインプットを欠かさず、自分の事業領域に適した情報の加工をして、クライアントの期待するアウトプットをしていかなければなりません。少し厳しい言い方かもしれませんが、それなりの收入を得ていくためには、それに見合った努力が必要です。
努力を欠かさずおこなうために、強い意志をもって独立することが必要です。
前にも書きましたが、アメリカではコンサルタントになって2~3年すると、どこかの企業に再就職する例が珍しくありません。このようにならないためにも、覚悟というか、最初の意思決定が重要です。
という私は、前述のとおり、独立の強い意志があったわけではありません。この道を行かざるを得ない状態で始めたので、準備もしていませんでした。そのため、大変な苦労をしました。その苦労は、反面教師としてお伝えしていくつもりですが、皆さんにはお勧めしません。
まず、独立の固い決意をしましょう。