今ではiPhoneでリハーサル

私はセミナーのリハーサルにiPhoneを利用しています。いつでも、どこでも、ちょっとした隙間時間に利用できるからです。

プロコンになるには、セミナー講師から入るのが手っ取り早いと書いたことがあります。

セミナーの準備をしている間に、その領域を深掘りして知識を身につけることができます。その周辺領域についても知っていなければなりませんので、知識の範囲も広がります。そして、ポイントをまとめる技術が身につきます。さらに、正確かつ平易に伝える技術も身につきます。コンサルで必要なほとんどすべてを習得することができるからです。

それにプラスアルファを求めるとすれば、あとは熱意です。オーディエンスに熱意が伝わるようなデリバリーをすることだと思います。すこし専門用語が出てきましたが、プレゼンテーションのテクニックは別の機会に書きましょう。

セミナーのリハーサルは、ベテランのプロコンでも必要です。もしかしたら、ベテランほどリハーサルをしているかもしれませんね。またはイメージトレーニングでしょうか。

このプレゼンは以前おこなったことがあるから大丈夫と、高を括るのはよしましょう。あまり良い結果にはなりません。プロの仕事に手抜きは禁物ですね。

ところで、セミナーのリハーサルはスライドを見ながら行うのがよいのですが、いつも良い環境で行えるとは限りません。十分準備期間があって、良い環境にいつも居ることができる人は少ないでしょう。売れっ子ともなれば、そんな時間は取れないかもしれません。

私は売れっ子ではありませんが、スキマ時間を有効活用することにしています。以前はパワポの配布資料(6枚/ページ)を印刷して、それを切り揃えて、クリップでとめたものを利用していました。ポケットに忍ばせて、ちょっとした待ち時間に出してはイメージトレーニングをしていました。結構、役立ちます。

しかし、iPhoneが今の大きさになってからは、もっぱらiPhoneを利用しています。使用するソフトがパワポそのものなので、アニメーションも確認できます。スキマ時間にも使えるので、電車の中で他の乗客同様iPhoneを見ています。

この前電車の中で眺めていたら、座席一列に座っている7名のうち6名がスマホを見ていました。もう1名は文庫本を見ていましたが、本を読んでいる人は今どき珍しいと思ってしまう世の中になっちゃいましたね。

ここまで書いて思い出したことがあります。これもかなり前の話です。アメリカ人の同僚が日本に来た時に、一緒に新幹線に乗りました。降りる時に言ったことは「日本人は皆、新幹線の中で食べたり飲んだりしている。電車の中では皆寝てる。実に面白い」でした。(^.^)